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資金調達の基本 ~金融機関からの融資をお考えの方へ (24)

2016.07.28

7. 金融機関が貸したくない会社 ①

金融機関がお金を貸したくない会社は、不良債権となってしまいそうな貸出金が見込まれる会社です。何故かというと、不良債権がある場合は貸倒引当金を設定しなければならないからです。貸倒引当金とは会計上のルールで、不良債権がある場合はその額を見積もって、費用としなければならないものです。

また、貸倒引当金は会計上は経費となりますが、法人税を計算する上では、経費とならないので、その分法人税を支払わなくてはならないのです。金融機関としては、貸倒引当金の分だけ、業績が悪くなり、さらに法人税までその分だけ支払わなくてはならなくなってしまいます。

具体的に金融機関は貸倒引当金をどのようにして計上するのでしょうか?査定は会社ごとに区分しましたが、貸倒引当金の計上は融資ごとにします。会社としては破綻先であっても、その会社が有する融資には信用保証協会の保証が付いていれば、その融資は貸倒のリスクはないので、貸倒引当金の計上も不要となります。

中小・零細企業に対する融資は信用保証協会付きがほとんどなので、貸倒引当金の計上はほとんどないといっても良いのかも知れませんが、まずは、不良債権となりそうな貸出先が、金融機関がお金を貸したくない会社といえると思います。

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