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資金調達の基本 ~金融機関からの融資をお考えの方へ (22)

2016.07.20

6. あなたの事業はどのように見られているか? ③

前回は金融機関が行う自己査定について説明させていただきました。今回は会社や事業主様に融資を受けさせるかどうかの判断の基準となる決算書の評価について触れていきたいと思います。

決算書の評価は、その決算書に載っていることをそのまま額面通りに受け取るものではありません。実質的な評価がされます。例えば、貸借対照表の資産の部に載っている科目であっても、価値のないもの(前払費用や仮払金など)がある場合は、その分は資産から控除されます。また、値段が高い時に買った土地やゴルフ会員権で、現時点では価値のないものは、現在の時価との差額がある資産として、評価されません。

また、担保に供されている不動産が、価格が高い頃の評価で金融機関が融資をしていて、現在の評価が融資をした頃の評価より下がっている場合は、担保割れとなってしまい、この融資自体が無担保貸出金という評価になってしまいます。さらに、決算書の内容が良くない(債務超過や赤字の状態)状態であったら、金融機関はこの貸出金の回収を懸念するという評価区分になってしまいます。

金融機関内部の話が続いていますが、このように、融資先の財務状況により区分を行い、貸倒引当金の設定を行っていくなどの措置を取っていくのです。

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