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資金繰りでお悩みの経営者様へ ~資金繰りの基本と重要性~ (13)

2016.02.03

6. 売掛金と買掛金 ①

資金繰りの状態がわかりやすくなるのに理想的な取引は、商品や材料を仕入るときは、買った時にその場で現金で支払いをし、商品や製品を売ったり、サービスを提供した時に、その場でお金をもらう事です。そうすれば、お金の流れは非常にわかりやすくなります。

ですが、現実的には仕入も売上も代金のやり取りは後日にする掛取引で行われています。掛売りとは販売はしたが、売上代金の入金は1か月以上先になることをいい、その代金のことを売掛金と言います。これとは逆に仕入の代金でまだ支払っていないものを買掛金と言います。これらは継続的な取引上の慣習として、広く一般的に行われています。

上で述べた通り本来であれば、売るにも買うにもお互いに現金で取引をする事が理想ですが、そうなると現金を持ち歩き、領収書もその都度発行したりと、面倒な事と現金を持ち歩く危険性が出て来ます。そこで、売る側、買う側双方の信頼のもとに、このような掛取引が行われているのです。

冒頭の書き方ですと、掛取引はデメリットだと捉える方もいらっしゃるかと思いますが、資金繰り上のメリットもあります。在庫資金や仕入資金の支払いを1か月後にする事も可能となり、その分資金繰りが楽になります。

とは言え、資金繰り上の効果は最初の1か月目だけで、取引が継続すれば、その後は毎月支払いが発生し、資金繰りの状況が複雑となり、わかりにくくなってしまうこととなってしまいます。

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